デジタル化の費用対効果の考え方

デジタル化に初めて取り組む経営者は、目先の費用対効果のみでデジタル化の実施要否を判断しがちです。
しかしこれでは近視眼的な経営となってしまい、企業の中長期的な発展はありえません。

デジタル化の費用対効果の考え方
デジタル化に取り組むか否かの意思決定の際、デジタル化の「効果」と「費用」を比較検討することが通常です。
デジタル化の効果と費用には、「測定しやすいもの」と「測定しにくいもの」があります。
デジタル化に初めて取り組む経営者は、「測定しやすい効果・費用」のみで費用対効果を判断しがちです。しかしこれでは近視眼的な経営となってしまい、企業の中長期的な発展はあり得ません。
デジタル化の要否は、測定しにくい効果・費用を含めて意思決定する必要があります。そして、現在の経済環境では、これらに対応しなければ中長期的には生き残っていけないため、デジタル化は不可避です。
デジタル化は中長期的な経営にとって重要ですが、リスクの高い投資は難しいのが現実です。そのため、まずはSaaSを利用してデジタル化への投資のリスクを減らすことが有効です。
費用対効果やリスクを踏まえ、デジタル化への不安がどうしても拭えない場合は、経理部門から着手することを推奨します。経理業務は、デジタル化と親和性が高く効果を得やすいためです。
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